オペラと歌舞伎

オペラと歌舞伎

オペラと歌舞伎それぞれ映画でよく見る場面

オペラと歌舞伎を考察する。
オペラも歌舞伎も私は好きではありません。オペラはイタリア語で歌っているので内容がわからない。
歌舞伎は日本語だから当然理解できるのですが、話す口調が遅くて長いので聴いていられません。
まだ映画もなかった時代に絢爛豪華な舞台で繰り広げられ夢のような世界に人々は
陶酔したのだと思います。そんなこととは無縁な貧しく生きている人たちも当然いました。

オペラ

オペラは日本語では「歌劇」と訳されるように、歌を中心に進行していく物語のことです。セリフは全て歌、というパターンもあれば、歌わずに演じられる場面が挟まることもあります。伴奏は大編成のオーケストラであることがほとんどで、歌手が演じる舞台の下に、オーケストラピットと呼ばれる箱状のスペースにオーケストラの団員や指揮者が入ります。オーケストラピットの中には60人ほどの楽員が入るのが普通で、西洋の芸術の中でももっとも規模が大きいものになります。

簡潔に言えば、オペラは音楽劇。

 

 

クラッシック音楽をオーケストラの演奏で生で聴いたことはあっても、オペラとオーケストラが組み合わさったものを生で聴いたことはありません。

ひとつの物語を何人もの方が歌い、バックにオーケストラの演奏があり、歌手、オーケストラの団員、裏方、その他すべてを含め、

いったいどのくらいの人間がオペラを作り上げているのでしょうか。100人から150人くらいいるのでしょうか。

更に華麗なオペラハウスに身を置いた観客は現在の日常は当然ですが、時空を超え300年前の人々のことに思いをはせるのでしょうか。

生きている現実は醜く、苦しいけれどオペラの芸術はすべての人々を優しく包んでくれる不滅なものだと思います。

 

 

歌姫マリア・カラス待望のアンコール上映/映画『マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ』予告編

 

Casta diva

1956年にこの映画ができた、イタリア映画はすごいなと感じました。

 

作品の内容と舞台や映画で登場するキャストが身にまとう衣装に大変興味があります。だって普段の生活の中で派手な服装をしている人は見ることはないからです。

美しい方が華麗な衣装をまとえばそれだけで芸術です。西洋の女性が着る服は胸元が見えるものが多いのは、日本より暖かく体の熱を逃がすからなのか。

 

 

日本には帽子をかぶっておしゃれをするという考えはなかったけれど、昭和の戦後映画にはシンプルな帽子をした女優が出てきました。

中世のヨーロッパにはまだミシンもなかったから衣装はすべて手作業だったと考えます。

中世の庶民とりわけ女性はこんな衣装とは無縁でしたが、結婚式の時には育った国にある民族衣装をまとったと思われます。

 

歌舞伎

歌舞伎(かぶき)は、日本の演劇で、伝統芸能の一つ。1603年(慶長8年)に京都で出雲阿国が始めたややこ踊り、かぶき踊り(踊念仏)「チンドン屋と起源は同じ」が始まりで江戸時代に発展し、女歌舞伎から若衆歌舞伎、野郎歌舞伎

相撲、吉原遊廓と並んで、江戸の三大娯楽となった歌舞伎。

歌舞伎は劇であり、役者は歌わずに謡います

 

 

歌舞伎の演目によりますが顔に強調してペイントを施し、観客も表情がわかるようにする方法は歌舞伎独特です。舞台装置は大きく変化にとみ、役者の動きもテンポよくいいのですが、私は実際に見たことはありません。使われる衣装は相当の数があると思いますが、どのように管理しているのでしょうか。昭和の時代に歌舞伎役者から映画俳優になった方もいます。歌舞伎役者は世襲ですからこれからも永遠に続くことを願っています。

 

The Aragoto Masterpiece EXPLAINED・Shibaraku (1697)

 

 

『わが心の歌舞伎座』予告編

 

 

 

女性が着る和服はうなじが見えるように着こなしており、首の短い人でも少し首を長く見せるのか、とにかくうなじ見えると魅力的です。

浮世絵には女性のうなじをそれほど強調して描かれていませんでした。

 

 

 

 

04_17 小鳩くるみ 花嫁人形 童謡・唱歌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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